福岡在住のワイヤーアーティスト・山田一成さんの作品です。

「らくがき」シリーズは、スケッチブックに走り書きしたようなラフな線でモチーフを形にしています。鉛筆でさっと描いたような線を表現したいと思って作り始めたとのこと。
少ない線でもしっかりと特徴を捉えて描きながら、愛嬌も感じる仕上がりは流石の一言。

背中の穴から糸を吊るせば、モビールとしてもお楽しみいただけます。

必要十分な線で対象の特徴を的確に捉え、それぞれのキャラクターを作り出す山田さんの作品。シンプルで柔らかい造形とワイヤーならではの軽やかさが相まって、どんな空間にも心地良く馴染んでくれます。

笑っているようにも物憂げなようにも見える不思議な表情の生きものたちは、こちらの気持ち次第で見え方が変わるように感じます。
楽しい日も落ち込んだ日も、一緒に暮らす人の心に寄り添ってくれる作品です。

光が当たることで生まれる影もまた幻想的で美しく、眺めているだけでも癒やされます。

暮らしの中に柔らかい空気を与えてくれる山田一成さんの作品。
光や風といった日常の何気ない事柄さえも、愛おしいものに感じます。ぜひ暮らしの中に取り入れてみてください。


＜ご使用上の注意＞
鉄線部分は完成後にコーティングを施していますが、湿度の高い場所での保管はお避けください。