日本を代表する染色工芸作家・柚木沙弥郎さんの型染めうちわです。

こちらは、夏野菜を代表するなすを大胆にあしらった「なす（黄）」
黄色と白のコントラストが美しい。

柚木沙弥郎さんの型染めうちわは、うちわの三大産地の一つ、香川県丸亀で制作されています。
ベースとなる竹の骨組みは、江戸時代から産地に続く製法で繊細かつ丈夫に作られており、
年月とともに味わいが増していきます。
型染めは岩手の染物工房で、一枚一枚丁寧に染め上げられたもの。
しっかりとした持ち手で仰ぎやすく、厚手の和紙が風をたっぷりと送り込んでくれます。

うちわとしての実用性や使いやすさはもちろんのこと、目に楽しく笑顔をくれる型染めの絵柄。
暑い時期が過ぎたら、インテリアとしても活躍します。
壁に飾ったり、花器に挿したりしても楽しめます。
一枚あるだけで、雰囲気をぐっと引き上げてくれる作品です。